otopeta

音楽をペタペタはるだけ。

フジファブリックの「若者のすべて」

意外にもリリースは2007年11月7日と秋の終わりですが、歌は夏の終わりを歌っています。毎年8月後半~9月位になると、なぜか無性に聞きたくなる曲。

2009年12月にボーカルの志村正彦が永眠されてから柴咲コウやBankBand、藤井フミヤ槇原敬之などにカバーされてきました。どのカバーも違う魅力があって素敵なんですが、やはり心にささるのはオリジナルの歌声なんですよね。

決して上手いわけじゃないんですけどね。CDでは割ときれいに聞こえていますが、ライブ音源ではよく音をはずしていますし喉もからしています。それでも「これでなければ」と感じるのは作詞作曲者であるという事から感じる言葉への説得力の他に、上手に歌う魅力からは感じられないノスタルジックさやセンチメンタルさがあるんでしょうかね。

あんたホント鍵盤入りバンド好きねぇって感じかもですが、2:35~のギター・ベース・ピアノのユニゾンからのピアノがあがっていく感じがめちゃくちゃ好きです。あと3:37~のピアノの動きとその後のギターとピアノのハモリも最高。