RADWIMPSの「おしゃかしゃま」

2009年発売のアルバム「アルトコロニーの定理」収録。

最近ではすっかり「前前前世」のイメージがついたRADWIMPSですが、5～10年くらい前は「ロキノン系バンド筆頭」というイメージが強かったように思います。
早口で歌詞量が多いのが印象的ですが、作詞当初はこの５倍以上の歌詞だったらしいという驚き。
しかし、その熱量はそぎ落とされた完成版からも伝わってきます。
特に1：34～からの畳み掛ける感じなんて、聞いているこっちが息苦しくなってしまう。
この曲カラオケで歌うの、本当に好きなんですが酸欠になりそうになります。笑

内容も過激ですよね。
現在の日本人は、そんなに表立って宗教で争いごとをしたりしない感じの人が大多数だからあれですけど、国が違えば大問題になっていそうな歌詞ですね。
まぁ内容の可否はおいておいて、そういう強い主張が込めながら「いったいどうなってるんダ・ヴィンチ」という韻を踏みながらも著名な宗教画に問いかける巧みな歌詞を持ってくるセンスに感服です。
最初聞いたときえ、ここでダジャレ？とか思ってませんよ。