otopeta

音楽をペタペタはるだけ。

環ROYの「はらり」

2017年発売のアルバム「なぎ」収録。

な、なんじゃこらー!?って衝撃を受けた一曲。
ジャンル的には一応HIPHOPってことになるの・・・かな?
でも、なんていうか現代音楽、入ってますよね?ミュージックコンクレート的な。(ざっくり言うと録音・加工・再編成で作られるコンピュータ音楽のことです。)

現代音楽ってポップスに比べるとしっかりとしたメロディやリズムはあんまり持っていないんですよね。
だから、しゃべりに近いラップって現代音楽に自然に溶け合い易いのかもー!
サンプリングとミュージックコンクレート、似てるし。加工・再編成っていう工程がね。
いいなーいいよこの世界観。
と、現代音楽を齧った自分が興奮しています。笑
ちょっと、今日はいつも以上に支離滅裂な感情の羅列な文章で申し訳ない!

いや、本当、好きです。この感じ。
透明感!って感じのトラックもいいし、3:02秒からの「はらりはらり」の畳み掛ける感じもいい。
ちょっと、環ROYさんの作品あさらないと・・・!(使命感)

BaseBallBearの「ELECTRIC SUMMER」

2006年発売のシングル。BaseBallBearのメジャー初シングルです。

なんか、ベボベって夏のイメージが強いなぁと思ってたんですけどこの曲の印象かなぁ。
いや、普通に夏の曲も多い気がしますが。ドラマチックとか、祭りのあととか。
あと、やっぱり青春チックなイメージ。

コード分析とか得意じゃないんで、あんまりいつも言及しないんですけどこの曲のAメロは執拗にD♭とCm(かな?)を押し捲ってますねー。
その少し緊張感のあるコードの中で粛々と四つ打ちしながら「鉄みたいな」の所の手数の多さでアクセントを加える感じのホリさんのドラムにおぉってなる。
で、その縛りを解かれたBメロの将平さんのメロディックな感じのギターが好きです。
あと、ベースの関根嬢の無感情な「ELECTRIC SUMMER~♪」というコーラスと、対照的に喉ちぎれるぞって位張り上げるベースのこいちゃんの対比も好きです。

っていうか結局全員好きなんじゃないかっていうね。笑
まぁ好きですけども。
ただし、サビの「街に消え行く」はどーしても聞き取れないっ!
歌詞を見るまでマチャに消え行く?正に??マチャアキが行く??って考え込みましたよ。
わざと?わざとなの?

「夏空を観音開き」ってどんな発想したら出てくる歌詞なんだろうなぁ。
残念ながら凡人の自分には、三回くらい転生しないとその歌詞は浮かばないんだわ。夏いね←?

ものんくるの「ここにしかないって言って」

2017年発売のアルバム「世界はここしかないって上手に言って」収録のリード曲。

なんか、今までと歌い方変わりましたよね?
っていうか曲によってだいぶちがいますよね。笑
今回の肩の力ぬけた声の感じもおしゃれな曲調にあってて好きだー。
他の曲を聞いたこと無い方は、今回のアルバムの全曲試聴を聞いてみるといいですよー!→リンク

「思い出したくないこと2,3個あるほうがいいよ」ってフレーズのセンスとか、間奏で入ってくるストリングスの感じとかもうね。たまらん。

PVはジャズミュージシャンや作曲家として知られる菊池成孔さんが初監督されたそうです。
なんかちょっとレトロな感じの映像とか、英語の字幕も入ってる感じとか初監督とは思えないなぁー。
特に「出鱈目なこの世界で」が斜めに字幕入ってるところが好きです。